なかた村の暮らし

29歳の「エンジニアの夫」と「管理栄養士の妻」が運営するブログ

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IgA腎症の私が経験した妊娠と出産

最近は、SNSを通して様々な方と繋がれる時代です。そんな中で、私も多くの方々と繋がりを持つことが出来ています。今こうやってブログを読んでくれている方とも、新たな繋がりで人生経験を豊かにしていけると日々思っています。

本題に入っていきたいと思いますが、この記事を読んでいる方の中には、私と同じIgA腎症という病気を抱えながら生活をしている人もいますよね?そして、きっと将来妊娠・出産は出来るのか?という疑問を抱えてこの記事を見つけ、読んでくれているのだと思います。

本記事は、私の経験を元に書き進めていくので1人の経験談としてご理解いただけると幸いです。また、少しでも希望を持っていただき自信に繋がることを願っております。

キムラタン

IgA腎症の私が経験した妊娠と出産

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現在私は、一児の母で育児真っ最中です。昨年、妊娠・出産を経験し、産後体調は悪化することもなく過ごすことが出来ています。

過去にも持病についての記事を書いていますが、簡単に書かせていただきます。

私は小学生(11歳)の時にIgA腎症を発症しました。IgA腎症は特定難病指定疾患で、治らない病気と言われています。医師から「将来、妊娠・出産は難しいだろう。」と告げられました。

当時、小学生だった私に打ち明けるべき内容なのか?病気の説明を聞いたときは、とにかく頭の中は真っ白でした。その後も理解し難い説明を淡々とされ、どうして私がそんな思いをしなければならないのだろう。と、小学生ながらに悩みましたね。

その後、入院生活・薬物治療・食事制限を経て、徐々に制限のない生活を送れるようになりました。

なぜIgA腎症は妊娠・出産出来ないと言われるのか

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なぜ、腎不全を患っていると妊娠・出産が出来ないと言われるのか?腎臓ってそんなに子どもを産む上で重要な臓器なの?と思いますよね。

腎臓の機能は、体の中に溜まった老廃物を尿と一緒に体の外へ出してくれる役割があります。妊娠をすると、自分の体だけではなく、赤ちゃんや胎盤の代謝物の老廃物として処理しなければならないのです。したがって、腎臓は妊娠することでたくさん機能しなければならないのです。そのため、腎機能が低い疾患を抱えている人は、老廃物を処理しきれなくなり、腎機能が更に悪化したり、尿毒症になってしまう可能性があるため、妊娠・出産が厳しいと言われるのです。

また、胎児への影響としては、流早産率、胎児発育遅延、胎児死亡、出生後後遺症の頻度も高くなると言われています。

実際に、腎疾患があり治療を行っている人は、妊娠可能な基準があるので主治医に相談して、妊娠可能かを診断してもらうと良いでしょう。

IgA腎症と向き合うことで乗り越えられること

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 実際に私は、小学生の時点で将来妊娠・出産することは難しいと言われましたが、現在に至るまで病気であることをきちんと受け入れて、治療し、治らないと言われていますが今では病を抱えていない方と同様に、特に制限や治療することなく生活を送ることが出来ています。

正直いうと、過去に辛い思いや苦しい思いも(小さなことも含め)数え切れないほどしてきました。しかし、それと同時にたくさんの経験を重ね今の自分がいます。病気を恨んでも、治りません。過去に戻れたならと願っても、戻れません。全て受け入れることが、何より幸せへの近道なのかもしれません。

病気になったことで、得たこともたくさんあります。真剣に向き合うことで、病気も個性の1つだと思うことで、大きな自信に繋がることもあります。

私が今、管理栄養士になれたのもIgA腎症になったおかげです。

IgA腎症というリスクを抱えながらの妊娠・出産を経験して実感したこと

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 IgA腎症だからと言って諦めたことも、過去にはたくさんありました。しかし、食事制限・薬物治療を経て病気の進行を遅らせることで、制限のない生活が当たり前のように出来るようになりました。そうすることで、後悔はしたくない!自分の人生は自分で決める!そう強く思うようになってからは、様々なことにチャレンジしてきました。恐れず行動することで、少しずつ自信につながってきました。

そして昨年、経験することが出来た妊娠・出産。妊娠中や産後は、体がとても浮腫んだりしましたが、妊娠糖尿病や妊娠高血圧にもならず、尿たんぱくで引っかかることもなく無事に母子ともに健康で乗り越えられました。

私と同じようにIgA腎症で、妊娠に対する疑問や不安を持っている方も、初めから諦めることはないと思います。可能性が1%あるならば、何年経っても可能な限り信じてみても良いのではないでしょうか。

人が妊娠して、出産するということは決して当たり前のことではありません。実際に授かった命、生まれてきてくれた子どもに、ありがとうと伝えていきたいですね。

最後になりますが、最近ではIgA腎症の方でも妊娠・出産を経験している方が増えてきているみたいです。妊娠は、直接病気の経過に悪影響を及ぼすことがほとんどないという論文も出ているみたいです。

最終的に、悪化したり、再発するリスクは全くないとは言えませんが、後悔しない方の人生を選択して良いと思います。自分の人生は自分のものです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。最初にも書きましたが、本記事はあくまでも、私の実体験や私の考えをもとに書いた記事なので、参考までに読んでいただけると幸いです。 

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